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講義-第33回-記者という生き物とメディアの選定

 

 

【展覧会を宣伝する方法を知る①講義-第33- 記者という生き物とメディアの選定

 

講義第33回の今回は記者という生き物とメディアの選定です。

 

今回からメディアでの展覧会を宣伝する方法に入ります。

 

せっかく自信のある作品たちを並べても、集客が出来ていなければ思ったような結果は得にくいですからね。

 

ココでターゲットにするのは主にネットを除いたメディア媒体ですが、絵を買う層には宣伝方法としては根強いです。

 

具体的な方法の前に、まずは攻略したい対象(メディアの記者)や(告知先となるメディア)を知ってもらおうと思います。

 

ではでは、早速いきましょう。

 

講義-第33-記者という生き物とメディアの選定”記者”という生き物を知ろう

 

 

まずは、私がこれまでに関わってきた”記者”という生き物についての実態に触れておきますね。

 

基本的に、記者さんは「他の人が知らないスクープや裏話を自分が一番に知って世に出したい!」と思っている人達です

 

そして、単なる美談よりも少し毒っ気のある裏話などが好物なようです。・・・こう書くと記者はこぞって性格が悪いと言っているように聞こえますが、、というよりは好奇心が強かったり、真実が知りたい、届けたいと思っている方が多いように思います。

 

人物像なら、苦労話やここまでの紆余曲折を知りたい等ですね。

 

あとは、自身が記事を書くことで誰かを応援したり勇気付けたいと仰っていた方もいました。

 

これは報道やラジオDJ、TV局のアナウンサーさんも似たような方が多い印象です。

 

私達は記者達のこれらの習性(笑)を知って、そこを刺激してあげるようなPRをすると採り上げてもらいやすくなります。

 

なので、この点はこれから知るPR方法(PR文書の作成)において重要なので覚えておいてくださいね(^^)

 

講義-第33-記者という生き物とメディアの選定メディアの定義や種類

 

 

いったん、ここでそもそもですがメディアとは何ぞや?ってことも触れておくと‥‥

 

メディアとは、情報伝達の媒体です。=マスコミ

 

私達画家にとっては【展覧会や仕事・活動を広く伝えてもらうのに役立つもの】という位置付けと思っておいてください。

 

☆宣伝に利用できるメディアの種類☆

・新聞:催し物欄・記事・人物紹介

・TV:ニュース・情報番組・ドキュメンタリー番組・バラエティー番組(CM)

・ラジオ:ニュース・情報番組(コーナー)・人物紹介(CM)

・雑誌:催し物欄・記事・コラム

・ネット:SNS・WEBサイト(企業・個人)・ブログ

 

展覧会の告知(宣伝)で利用できるメディアを一覧にしました。それぞれのメディアによって紹介してもらえるのはざっとこんな感じの項目です。

 

新聞・TV・ラジオは全国ネットとローカル放送(地方)とでの違いは多少あって、ローカルなほうが採り上げてもらえる難易度は低いのでおすすめです。

 

首都圏よりも地方在住ならばかなり有利です(地方のほうが、地元民を応援&発信して応援したい気持ちや取り組みが多い)

 

雑誌への掲載はPR先の雑誌と画題や作家の取り組みに親和性があると採り上げてもらえる確率が上がるので、そのあたりの選定の見極めやPR文書で上手く親和性を伝えられるといいですね。

 

講義-第33-記者という生き物とメディアの選定メディアの選定方法

 

さて、これで利用するメディアについて大体分かってきたところで、「じゃあどうやってPR先のメディアを選べばいいの?」ってなりますよね。

 

ってことで、その選定方法について教えます(^^)!

 

➀広報・マスコミハンドブック PR手帳でまずは宛先を調べる

→Amazonや書店で買えます。(2000円くらい)

→日本の新聞・TV・ラジオ・雑誌・他団体などの宛先を網羅しているので、これ一冊を持っていると非常に便利です。最悪、これでざっと調べてポンと出してしまうこともできます。

新聞の宛先なら催し物欄(コーナー)か報道部・文化部宛てが王道です。

 

➁ウェブサイトで記者名を調べる

→PRしたい内容を確実に届けるためには、マスコミの担当記者さんに送るのが最も確実な手です。

→上でおすすめしたハンドブックには報道部の〇〇さんや、文化部の〇〇さんなどの記者名までの表記はないので新聞社のHP等で記者さんの名前を検索しましょう。最近はSNSを開設している方が多いです。

→普段購読しているものなら、新聞記事や雑誌をチェックして調べるのもアリです。(購読していてあなたに記事を書いてほしい!等)

 

➂ウェブサイトで番組キャスターや番組DJ・コーナー名を調べる

→上記と同様にPRしたい内容を番組キャスターや番組DJさん宛てに直接宛てると内容が刺さる場合はけっこうあります。(普段観ている・聴いているなら視聴者・リスナーです!等も交えられると◎)

TV・ラジオはコーナー名や番組選びが肝なので、できれば必ずチェックしましょう。

 

④展覧会を開催する地域のメディアと自身の地元のメディアに宛先を絞る

→ハンドブックには地域別とジャンル別に宛先が記載されています。宣伝をかける宛先には会場がある地域と自身の出身地域のメディアにしましょう。

特に、会場がある地域には展覧会・催しとしての告知が目的で、自身の出身地域には地元の活動をしている人物としての告知的な意味合いが強くなります。

 

講義-第33-記者という生き物とメディアの選定メディアは弱者に味方する(メディアとの付き合い方)

 

これから売り出していく、応援したい、応援してもらいたいような存在だと比較的どこにPR文書を出しても採り上げてもらえる確率は高いです。

 

なので、まずはとにかく利用(宣伝)してみるに越したことはありません。

 

新聞やTVニュース・ローカルなラジオ局などは比較的健全なのでおすすめです。

 

雑誌はとにかく画題や作家活動の内容に雑誌の中身との親和性(関連性)が大事になってくるので、このあたりが合うものを選びましょう。

 

心得ておくこととしては、特にTVと週刊誌においては持ち上げて貶める体質は否めないので、あくせくしない上品な付き合い方が望まれます。

 

講義-第33-記者という生き物とメディアの選定まとめ

 

お疲れさまでした。

いかがでしたか?

 

今回は

記者という生き物とメディアの選定

をお送りしていきました。

 

孫子の兵法に出てくる有名な一節に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」とありますよね。

 

今回は制したい敵(記者さんやメディア)についてを知ってもらいました。

 

また次の講義でお会いしましょう!

 

今回のワークはお休みです。今まで出題したワーク、取り組めていないものがあったらぜひチャレンジしてみてくださいね(^^)

 

講義-第33-フォーム

 

ご質問・アンケート(あれば)

 

今回の講義内容での質問などあればこちらにお願いします。

 

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(※講義内容の参考にさせていただきます。)

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