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メルマガ特典あなたの絵を『売れる絵』に変えるテク4選
今回はあなたの絵を『売れる絵』に変えるテク4選を解説していきます。
特に以下の状態になっているあなたの絵を確実にグレードアップさせてくれること間違いナシなので、是非実践してほしい内容です。
・「描いた絵が”もの”としてはなんだか手作り感満載…」
・「絵は用意できるけど、売れる絵にするにはどんな準備をしたらいいかわからない…」
・「もっと絵に値段を高く付けて売りたい」
それでは、早速いきましょう!
テク①作品に合った『額装』をする
テク②作品を保護・保存するための『袋』と『箱』を用意する
テク③作品情報が一目でわかる『裏貼り』を書く
テク④あなたのキャリアがわかる『略歴書』を付ける
テク➀作品に合った『額装』をする
経費はかかるものの、作品としてのグレードが一気にアップする1番の方法と言えるので、とにかく真っ先に打つべき手です。
これだけでも剥き出しだった作品が一気に『売り物』に化けます。
ギャラリーなどでは作品を剥き出しの状態で展示する場合もよくあると思いますが、正直『売り物』感よりも『手作りDIY』感が抜けないので価格設定も本人が本当に売りたい金額よりも安く付けてしまうことが多い印象です。
額縁を付けて販売するということは、そのままスグに飾れる状態にしておくことで購入者の負担や手間を減らしている配慮をしているとも言えます。
また、額縁を付けることで作品をホコリなどの汚れから守れるので、保存という観点から購入者に作品を長く遺して楽しんでもらうためにも重要なアイテムです。
ちなみにこの画像の額縁は私が作ったものですが、このように額も自ら作る作家もいます。
ただこれは時間も手間もスキルも相当量必要になるのでまずは額屋さんで探すのがベストです。
必ず額紐も忘れないようにしましょう。
テク②作品を保護・保存するための『袋』と『箱』を用意する
いわゆる、『黄袋』と『差し箱』と呼ばれるアイテムです。
袋はナゼ”黄”袋と言うのかというと、古くは虫除けのためにウコンで染めた布を使っていたためです。
現代では虫食いはそれほど気にならないのと、実際にウコンで染めたものは手に入りづらく高価になってしまったので、額を保存する布の袋であれば黄袋と呼ぶようになりました。
使用する布は作家によってさまざまですが、ウコン染めの原型に近い綿布(シーチング)なら間違いはなく、手に入りやすいです。
ミシンがあればほつれないように端の処理をして、ダダダっと袋状に縫えればOKです。手縫いは大変なのでおすすめしないです。。
差し箱は、蓋と本体が一体になった額縁を保存するための箱です。
箱の本体は段ボールで、留め具には文化鋲と呼ばれる特殊な留め具か、ひもを結んで綴じるタイプのものがあります。
画像は私が作ったものですが、黄袋はシーチングのうぐいす色で、差し箱は文化鋲を使ったタイプです。
…私がそうなのですが、額縁同様にこの両方を自ら作る作家もいます。これまた時間も手間もスキルも必要になるので、額屋さんで額を購入する際に店員に訊いてみるか、ネットで業者に注文するのが楽でしょう。
テク③作品情報が一目でわかる『裏貼り』を書く
裏貼りとはズバリ、サインと同じ役割を果たすものです。
特に百貨店などのデパートで売る場合は必須で、そうでないギャラリーなどでの展示販売でも必ず用意するべきものです。
白色のシール台紙に必要な情報を記入して、3か所に貼り付けます。(箱は画像の位置を参考)
・差し箱(画像左)
・額縁の裏板右下(画像右)
画像は私が実際に書いているもので、書く内容には特に厳密な決まりはありません。
作家によって記載する内容はまちまちですが、最低限必要な項目は以下3つです。
・タイトル
・サイズ
・作家名
私の場合には上記3つの他に以下2つを追加しています。
・制作年
・技法・画材
できればこの5つすべて記載するのがおすすめです。
特に、タイトルとサイズはお客様や会場スタッフが確認することの多い情報なので必ず記入しましょう。
会場で飾り付けをする際など、自分以外の人が作品を持ち出す場合も想定してタイトルは分かるようにしておくのが、トラブル回避のためにも重要です。
制作年も自分が在庫として管理する際に役立つので、書いておいて損はないですよ。
テク④あなたのキャリアがわかる『略歴書』を付ける
どんな作家(どこの誰)が描いた絵なのかがわかりますし、言わば家電製品などを買うと付いてくる説明書や保証書のようなものです。
あなたのキャリアが一目でわかるものになっていればこちらも厳密な決まりはないです。
簡単にPCのwordやメモ帳などにベタ打ちしただけのものでも特に問題はないですが、なるべく入れたい項目は以下4つです。
・生まれ年と出身地(市区町村まであるとさらに◎)
・最終学歴
・直近の展覧会履歴
・顔写真
ちなみに私も作りましたが、発展させたものだと作家によってはパンフレットのように仕立てる場合もあります。
名刺サイズ~小さな冊子にするなど、とにかくこだわる人にとってはどこまでもアレンジをする余地はあるのですが…。
基本はA4用紙1枚に納めるのが無難でまず間違いがないので、迷ったらA4用紙1枚にしましょう。
まとめ
いかかがでしたか?
今回はあなたの絵を『売れる絵』に変えるテク4選を解説していきました。
このテク4選であなたの絵をグレードアップさせて付加価値が付いた状態にできれば、どこに出しても恥ずかしくない『売れる絵』になります。
『売れる絵』にはどんなものであっても、なぜ売れるのか?その理由は必ず存在します。
あなたの絵が誰かに必要とされて売れて、喜ばれながら飾られる未来のためにぜひ実践してみてくださいね。
この内容が少しでもあなたの中に気付きをもたらしていたら嬉しいです。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!