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講義-第17回-【発展/深堀り】企画書とアーティストステートメントを作成する

 

 

【あなたにとっての売れやすい会場を見つける④講義-17-【発展/深堀り】企画書とアーティストステートメントを作成する

 

講義第17回の今回は【発展/深掘り】企画書とアーティストステートメントを作成するです。

 

前回の講義-第16回-営業用のポートフォリオ・資料を作るもぜひチェックしておいてくださいね(^^)。

 

今回はポートフォリオや資料を用意した上でさらに自分で展覧会の内容を企画することで仕事をゲットするための「企画書」、ポートフォリオに入れておくとより自身の作品の魅力を伝える根拠・手がかりになる「アーティストメント」の作成についてお伝えしていきます

 

ではでは、早速いきましょう。

 

講義-17-【発展/深掘り】企画書とアーティストステートメントを作成する企画書とは?どんな時に必要??

 

 

画家が扱う”企画書”とは、貸画廊を利用しての場所代を自己負担しての展示というよりは、企画展示(展示場所を提供してもらったり、展覧会を開きたい大元に協賛してもらって開催する)のために必要な資料のことです。

 

展覧会を開催するにあたって、テーマ(趣旨)や内容を決めて、どんな展示をするのか・どんな作家が展示をするのか・この展覧会でどれくらいの売り上げや利益を見込む・目指すのかをまとめたものです。

 

これを提出した先の相手が展覧会の可否を判断したり、内容について相談したりします。この企画書の内容が通れば晴れて展示ができる、という感じですね。

 

企画展示で想像しやすいのは、百貨店での展覧会です。(例外もありますが)

 

あとは、貸画廊でも一部企画展示を募っていたり、地方美術館などにも一定のスペースを審査制で企画内容が通れば実質無料で貸し出してくれたりというパターンがあります。

 

↑ちなみに、地方美術館がけっこう穴場というか狙い目で、美術館だと設備がしっかりしていて展示空間として申し分なく、かつ「美術館で展示する」というとそのあたりの画家としての権威性や価値を感じてくれる方は多いので経歴としても展示しておくと箔が付くと思います。

 

講義-17-【発展/深堀り】企画書とアーティストメントを作成する企画書を作る!必須項目 12点

 

さて、というわけで企画書を作っていくのですが形式はPDFやWordにベタ打ちして画像を貼り付けたりしたものでも大丈夫です。A4プリントアウトで数枚にまとめておくのが理想です。

 

➀~⑫まで、この順番で入れ込んでいってくださいね。そしたらいい感じに完成します(^^)

 

これもポートフォリオ同様に入れておくべき項目があります!12点あるので以下1つずつ解説していきます。

 

厳密に言えば※のついているものは無くても大丈夫だったりしますが、あったほうがもちろんいいですね。

 

➀会期・会場 

→シンプルに展覧会の開催日時と会場を明記しておけばOKです。

例)会期:20XX年X月X日(X)~X月X日(X)

例)会場:〇〇デパート〇階 ギャラリー

 

②展覧会タイトル

→こちらも展覧会タイトルを書けばOKです。

例)田中太郎 個展 -〇〇〇展-

 

➂出品作家・技法

→こちらも作家名と技法を明記しましょう。

例)田中太郎 アクリル画

 

➃展覧会コンセプト(概要)

→これが企画書のミソ、肝心要の部分です。どんなテーマでの展覧会を開催したいのかを文章でまとめたものを載せるのですが、以下に書く際のポイントを明記しておきますね。このあたりをおさえておけばOKだと思います。

 

・今回の展覧会のテーマ

・展覧会のテーマと自分の制作や作品コンセプトとの関わり

・この展覧会を通してどんな世界観を見せたいか、価値を提供したいか

 

⑤出品点数

→この展覧会で具体的に出品する予定の作品数です。

例)20~30点

 

➅価格帯

→自身の作品の価格帯を明記します。

例)3~40万円

 

⑦売上目標と過去の実績(売り上げた金額)

→この展覧会での売り上げ目標です。特にここは百貨店などの商品販売について数字が求められる現場では絶対に書いておく必要があります。

→逆に美術館や記念館などでの展示の場合には表記する必要はなかったりするので、会場次第で入れる/入れないを判断しましょう。

 

※⑧メディア対策・営業方法

→これも会場によっては必要なかったりします。

→特に販売が主な現場においてはココが提示できると他の作家との差で展示枠をゲットできる強みになります。

→メディアやSNSを使って作家側ができる営業方法を提示しましょう。(メディア対策についてはこれからの講義で解説していきますのでお楽しみに^^)

 

⑨作家の在廊について

→ここも先に明記しておけると、後での打ち合わせでの手間が減るのでおすすめです。

 

⑩作家略歴(顔写真も)

→ポートフォリオ同様に顔写真とまとめたものを掲載します。略歴の行があまりにたくさんありすぎる場合は、(A41枚以上とか)主要なものを多少絞って載せましょう。

 

⑪作品情報と画像

→・作品タイトル・技法・サイズ・作品画像を載せましょう。大体2~3枚くらいあればOKです。

 

※⑫メディア掲載歴(画像等)

→ポートフォリオのときと同様にあれば自分の権威性と価値を先方に提示できるのであったら載せたほうがいいですね。

 

※※⑬展示予定図(これは本当になくても問題ナシ、用意できたらスゴイ!)

→図面などで会場の広さや構造が分かっているなら、展示の配置や方法などの計画も練っておけると最高ですね。

 

講義-17-【発展/深堀り】企画書とアーティストステートメントを作成するアーティストステートメントとは

 

 

"アーティストステートメント"・・・作家として活動をしたいと思い立った人なら、なんとなく聞いたことがあるよーな、ないよーな、知ってる・知らない、あると思います。

 

実はお恥ずかしながら、私もアーティストステートメントがどんなものかちょっと前までちゃんと知らなかったです(^^;)

 

アーティストステートメントとはズバリ、「作品に美術的な価値が作品の中にどう存在しているか」を論述したものです。

 

や、、、こう書いても難しいんですが、、、めちゃかみ砕くと「作品群の共通したコンセプトの概要」のことです。

 

作者の主観は入れずに、史学的・学術的観点を根拠にしてその作品群に共通したコンセプトを文章に書きおこしたものですね。

 

私がアーティストステートメントを知って勉強するのに役立った素晴らしいサイト記事があるのでこちら要チェックです。

 

なので、自己紹介文やその作品を描こうと思った動機とか作品への思いとは少し違うものになります。

 

アーティストステートメントは海外での美術団体やコンペで助成金をゲットしたい・制度を利用したいならポートフォリオの必須項目です。

 

しかし、日本で作品を販売する活動においてはそこまで必要ではないですね。ナシでも作家主観で書き記した作品コンセプトで十分通用しますし、それだけで身を立てている画家さんはいっぱいいます。かくいう私もその一人なわけで・・・現代美術を仕事にするわけではないのならいらないかも。というのが正直なところです。

 

このあたりは良くも悪くも日本が芸術後進国というのは大いに関係があります。

 

実際の現場においてアーティストステートメントが通用するのは学問としての美術を専門的に通ってきた一部の人たちくらい(美術評論家とか芸術学部出身とか学芸員とか)だったりして、直接私達が作品を届けようとしている人たちにはほぼ関係なくて馴染みもないというのが現実的に肌で感じるところです。

 

講義-17-【発展/深堀り】企画書とアーティストステートメントを作成するアーティストメントを作成する

 

このアーティストステートメントの書き方も美大は教えてくれませんでしたね・・・。その事実一つを取っても意味するところはいろいろとあるわけですが。。

 

とはいえ、せっかくですし備えあれば憂いなしということで・・いきましょう!

 

が、すみません、最初に言っておくと、けっこう難しい&下地に美術の歴史的お勉強と知識が必要になるのですぐにポンと書けるものでもなかったりします。

 

・・・・なので、今回【発展/深掘り】の内容として位置付けました。。

 

ぶっちゃけると、公募展や助成金制度を勝ち取りたい人にとってはかなり重要なのですが実際に絵を販売する活動にはなくても大して支障はないのでそこだけはしつこいですが前置きしておきます。(主観で成り立つ作品のテーマとコンセプトだけでも作家として絵は売れます)

 

私が参考にしたサイト記事をチェックしてください。正直、私が説明するよりも素晴らしくまとまっているのでこちらを読み込んで参考にしてくださいね(^^)

 

〇正しいアーティストステートメントの書き方〇

 

〇正しいアーティストステートメントの書き方2〇

 

講義-17-【発展/深堀り】企画書とアーティストステートメントを作成するまとめ

 

お疲れさまでした。

いかがでしたか?

 

今回は

 

【発展/深堀り】企画書とアーティストステートメントを作成する

をお送りしていきました。

 

今回は通常のポートフォリオや資料に+αしてさらに作家として自分の作品群を知ってもらう、展覧会のお仕事を取りに行くために必要な2つについてでした。

 

特に企画書の用意ができる画家になっておくと、先方には「画家先生であり、仕事仲間・相手」という目で見てもらえるようになって会場>作家(画家)という会場に”使ってもらう立場”というよりは対等な関係を築いていくことにもつながるので自分で作れると絶対に強いです。

 

アーティストステートメントは日本での実践的な作品販売の現場においてはあまり重視されないですが、現代美術系や海外での美術団体やコンペで助成金をゲットしたいなら必須といったところでしょうか。

 

それでは、また次の講義でお会いしましょう!

 

以下から今回のワークです。

 

講義-17- ワーク

 

今回のワークは、『講座開始から4ヶ月の近況報告 です。

 

ズバリこれは、【どんな4ヶ月間を過ごしましたか?】ってことです。

 

早いもので、あなたが受講開始をしてから4ヶ月が経ちました。

 

最初の2ヶ月でも同じように近況報告のワークを出していたと思いますが、そこから講座の内容はわりと事務的な内容に入ってきていると思います。作品のことも考えつつ、新しいことも入れていくのはけっこう大変だったんじゃないでしょうか。

 

今取り組んでいること、やり切れたこと、まだ途中なこと、手が付けられなかったこと、いろいろあっても時間は淡々と流れていきます。

私自身いつも意識していることですが、やりっぱなしが一番良くないです。

 

なるべく完結させて、それがどうなったか?思ったような結果が出ればそれは嬉しいことだし、そうでなければ何が要因なのか、まだ伸びしろがあるってことですからそれもまた良しです!

 

ひとまず「ここまでどうだったかなぁ」の一区切りとして、ワークの回答に沿ってこの機会にぜひ振り返ってみてくださいね(^^)

ワークのねらい

 

・ここまでの自分を振り返る

 

・今、これからやるべきことを明確にする

 

・後々の自分への何かしらの手がかりになる・成長の軌跡になる

 

ワーク実習の手順

 

①出題内容の回答を考える。

出題内容の回答を、回答フォームに記入、送信。

画像等はあればメール添付、送信してください。

注意事項※

 

・画像は任意です。あればでOKです。

 

・現状を素直に綴ってみましょう。

 

画像はメール添付で提出してください。※あればでOK、今回は任意項目です

必ず氏名を忘れずに記入すること。(どなたのご提出かわからなくなってしまいます(涙))

 

メール件名:【お名前〇〇〇〇 講義第17回ワーク回答】

 

画像提出はこちらメールアドレスへ↓↓↓

amikainoueart@gmail.com

 

 

最後はアンケートのお願いです。(あれば)

 

今回の講義内容での質問などもあればこちらにお願いします。

あなたやこの講座で学ぶ仲間にとって、充実した講座を作っていくためにあなたの抱えている悩みやギモンをぶつけてもらえると嬉しいです。

(※講義内容の参考にさせていただきます。)

 

ワークへのコメント・添削返信は回答順に随時行います。

(返信目安は1週間前後)※

セルフスタディコース【SSC】の方はワーク提出不要です※

    -講義 第17回 ワーク-
    『講座開始から4ヶ月の近況報告』

    ※今回は任意です。あればでOK
    メール添付で画像提出してください。

    件名【お名前〇〇〇〇 講義第17回ワーク回答】

    もしくは件名か本文に氏名を忘れずに記入すること。(どなたの画像かわからなくなってしまいます(涙))

    画像提出はこちらメールアドレスへ↓↓↓
    amikainoueart@gmail.com

    任意項目:画像があればでOKです。